
後半大分、ドリブル突破するFWフェルナンジーニョ
【大分1―0浦和評】大分が少ないチャンスを生かし、2位浦和を撃破した。後半35分にFWフェルナンジーニョが途中出場するとその2分後、フェルナンジーニョがけった左CKに、飛び込んだDF深谷が頭で合わせた。大分は昨季の3バック(深谷、森重、上本)が今季初めてそろって先発。前線の選手も献身的に動き、浦和にほとんど決定的な場面をつくらせなかった。
フェルナンジーニョ いきなりアシスト
ついにその瞬間が訪れた。勝利を告げる主審の笛が鳴ると、選手たちは抱き合ったり、ひざまずいて動けなくなった。大分がようやく、長く苦しかった14連敗から脱出。約4カ月ぶりに勝利の味をかみしめた。
シャムスカ前監督の解任、ポポビッチ新監督の就任と揺れた1週間。選手たちは松山博明暫定監督に「強い気持ち」を植え付けられ、この一戦に臨んだ。
試合は互いに決め手を欠き、0―0のまま終盤へ。後半35分、ついに新外国人FWフェルナンジーニョが登場。1タッチ目から巧みな足技で雰囲気を変えた。
そして37分、左からのCK。フェルナンジーニョがけったボールに、DF深谷友基が頭でゴール右隅に突き刺した。
深谷は「信じて飛び込んだ。連敗中何もできず、歯がゆい気持ちだったので、何とか取り返したかった」。守備に関しては「(森重、上本との)3バックがうれしくて、イメージ通りだった」と振り返った。
いきなり得点に絡んだフェルナンジーニョは「少ない時間だったが持ち味を出せた。みんなの気持ちを高めるためにも重要な1勝。今後もどんどんチャンスを生かしたい」と頼もしいコメント。
主将のFW高松大樹は「今日はみんな最後まで集中できた。けがとリハビリで長く苦労した深谷がいい風を起こしてくれた。新監督と一丸となって残留を目指したい」と誓った。
うれしすぎて眠れぬ
溝畑宏社長(試合後、喜びに浸る)「うれしすぎて眠れないかも。シャムスカ監督のためにも―という思いがあった。原点に戻ったサッカーができた」
いい形で引き継げる
大分トリニータ松山博明暫定監督の話 限られた時間の中で、選手たちにはサッカーの原点に返ってもらう練習をした。今日の試合は全体的に守備の意識を持って戦えていた。シャムスカ前監督がつくり上げたトリニータをポポビッチ監督にいい形でバトンタッチできると思う。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA