
サポーターに笑顔で手を振る大分トリニータのポポビッチ新監督=15日午後
大分トリニータのポポビッチ新監督(42)は15日夕方、大分市に到着した。練習場の県サッカー協会スポーツ公園にさっそく顔を出し、選手らに「大分の本当の位置(順位)に戻れるように頑張ろう」とあいさつ。シャムスカ前監督(43)から受け継いだ「J1残留」を果たすため、厳しい戦いが始まる。
ポポビッチ新監督は早々に選手の気持ちをつかんだ。オーストリアから空路などで約13時間かけ、大分入り。練習場ではサポーターに拍手で迎えられた。やる気がみなぎった表情で、クラブハウスに入り、全選手に呼び掛けた。
「皆さんよりも環境が恵まれないセルビアで育ち、サッカーの実力はわたしの方が劣っていただろう。それでも努力し、欧州チャンピオンズリーグに出られた。やればできる。持てる力をすべて出し、君たちをサポートする」
真剣な話の直後、広島コーチ時代に選手だったFW前田俊介(23)に対し「シュンを目覚めさせるぞ」と言うと、全選手が爆笑。一瞬で張り詰めた緊張感をほぐした。GK西川周作(23)は「すごく優しそうで話しやすい。信頼してやっていきたい」と話す。
ポポビッチ新監督はビザなど手続きがあるため、J1リーグ第18節浦和戦(18日・九州石油ドーム)は松山博明暫定監督(41)が指揮を執る。
第19節G大阪戦(25日・大阪万博記念競技場)から采配(さいはい)を振るう。
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