
磐田に敗れ14連敗を喫し、肩を落とすトリニータの選手
【磐田3―1大分評】磐田が前田の2得点などで勝った。前半ロスタイムに駒野のFKで先制。後半17分に前田が左センタリングを合わせ、2―1で迎えた同37分にも前田がヘディングを決めた。大分は後半24分にエジミウソンが1点を返しただけで14連敗。
【東京支社】「一丸となって勝つしかない」と気迫を前面に出した選手は、磐田を上回る好パフォーマンスを見せた。それでも、負けが負けを呼ぶ悪い流れを断ち切れず、連敗は14に積み上がった。
試合は支配した。シュート数は磐田の9に対して19。前半からFW高松大樹が強烈なヘディングでゴールを襲うなど、好機を何度もつくった。しかし、前半最後のワンプレー。ゴール正面で与えたFKをDF駒野友一に直接決められた。大切な時間帯にまたも繰り返された悪い癖。指揮官は「あのプレーが勝敗を分けた。後手に回らざるを得なくなった」と悔やんだ。
後半、開き直ったように圧倒的に攻め立てたが、磐田は少ないチャンスで確実に2点を追加。終わってみれば1―3のスコアに、GK西川周作は「いくらいいプレーをしても、必要なのは結果」と力なくうなだれた。
監督の進退は13日以降に話し合われる。主将の高松は「連敗の責任は監督だけにあるのではなく、選手も感じている」と険しい表情。「(去就がどうなるにせよ)選手はピッチの上で結果を出すことを考えるしかない」と、自分に言い聞かせるように話した。
サポーターの思い届かず…
大分サポーター約150人がスタンドから声をからした。試合前、石井萌さん(20)=大分市、会社員=は「勝つことしか考えない」と気合十分。豊後大野市出身の川上雄平君(11)=奈良=は「少し団結力が足りないのかも」と心配そうな表情。
思いは届かず、またも黒星を重ねた。スタンドは力なく、ぼうぜんとした。あいさつに来た選手たちに「やるしかないぞ」とげき。「絶対残留!シャムスカ監督とともに」という手書きのボードを掲げた大分市出身の男性(32)=神奈川、会社員=は「内容が悪くないのに連敗してしまう。何かのいたずらだろうか」と話した。
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