
先制ゴールを決め喜ぶMF梅田(34)
巻き返しへ大きな1勝 集中力切らさず
Jリーグのヤマザキナビスコ・カップ第7日(13日・埼玉スタジアムほか=6試合)1次リーグ最終戦を行い、A組の浦和と横浜M、B組のFC東京が準々決勝進出を決めた。既にベスト8進出を決めていた清水とシード勢を加えた8チームによる準々決勝は、名古屋―FC東京、清水―浦和、横浜M―G大阪、川崎―鹿島となった。第1戦は7月15日、第2戦が同29日に行われる。
A組の浦和は山田直の先制点などで大宮に6―2で大勝。勝ち点13で1位が決定した。広島が磐田に1―2で敗れたため、この日試合のなかった横浜Mが同11の2位で通過。
大分は新潟県の東北電力ビッグスワンスタジアムで新潟と対戦し、2―1の勝利。J1リーグ第2節京都戦(3月14日)以来、3カ月ぶりに白星を挙げた。大分の次戦となるリーグ第14節川崎戦は20日午後3時から、神奈川県の等々力陸上競技場である。
B組のFC東京は清水を3―1で破り、勝ち点13で首位通過。清水が同12の2位となった。柏は京都に3―0、神戸は山形に1―0でそれぞれ勝った。
ジリジリとするようなロスタイムの4分間。押し寄せる新潟の攻撃を懸命にしのぎ、GK西川周作がコーナーキックを大きくクリアすると、ようやく笛が試合終了を告げた。3月14日のリーグ第3節・京都戦以来、実に公式戦17試合ぶりの勝ち星。両手を突き上げ、ピッチに倒れ込んだ西川は「(最下位の)リーグ戦でいい再スタートを切るため、どうしても勝ちたかった。この勝利は本当に大きい」。久々の笑顔を見せた。
けがから1カ月ぶりに復帰したMFエジミウソンが、いきなり仕事をした。後半28分、ペナルティーエリア内でパスを受けるとドリブルでゴールに迫り、GKとの1対1を冷静に決めた。前半早々に先制しながら前半ロスタイムに同点とされた。いつもの嫌な流れを断ち切る勝ち越し弾。「苦しい連敗中に試合に出られず、申し訳ない思いがあった。貢献できて良かった」とエジミウソン。リード後の約20分間、集中力が切れることなく守り抜いた守備を西川は「最後に追いつかれる試合が多かったので自信になる」と振り返った。
リーグ戦の巻き返しに向け、チームの立て直しを目指したナビスコ杯。シャムスカ監督は「控え選手のレベルアップと主力のコンディション調整ができた」とチーム力の底上げを強調。最後の試合でつかんだ待望の白星を「選手の精神面に非常にいい影響がある」と喜んだ。
J1残留を懸けた勝負のリーグ戦は、20日の川崎戦から再開する。溝畑宏社長は「光がちょっと見えた」と喜びながらも、「川崎戦に勝つことがすべて」と表情は厳しいまま。シャムスカ監督は「この1週間いい準備をして臨みたい」と必勝を誓った。
【新潟1―2大分評】守勢に回っていた大分が一瞬のすきを突いた。1―1の後半28分、途中出場のエジミウソンが相手守備陣と競り合いながら抜け出し、勝ち越し点をけり込んだ。
新潟はサイド攻撃で主導権を握り、シュート15本を放ったが決定力を欠いた。
選手にいい影響
シャムスカ監督の話 この勝利は大きい。リーグ戦に向けて、選手の精神面にいい影響を与えてくれるだろう。課題のフィジカル面と精神面が共に良かったから、同点にされても勝ち越せたし、最後まで集中力を切らすことなく守り抜けた。
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