大分のスポーツ

【トリニータ】先手生かせずドロー

[2009年06月04日 09:19]

【大分―広島】後半33分、大分FWウェズレイが同点のFKを決める=九石ドーム

 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ第5日(3日・さいたま市駒場スタジアムほか=6試合)1次リーグのA組は浦和が磐田に1―0で勝ち、勝ち点10で首位を守った。横浜Mは新潟に3―0で快勝、新潟と磐田は1次リーグ敗退が決まった。大分は大分市の九州石油ドームで広島と対戦し、2―2で引き分けた。順位はA組5位のまま。大分の次戦はナビスコ杯1次リーグ第6日の7日午後3時から、静岡県のヤマハスタジアムで磐田と対戦する。
 B組はFC東京が3―1で山形に逆転勝ちして首位をキープ。清水は2―1で千葉を振り切り、勝ち点を9に伸ばし、柏は北嶋が2得点するなど神戸に3―0で快勝した。千葉とこの日試合のなかった京都は決勝トーナメント進出を逃した。

 【大分2―2広島評】両チームとも主力を温存し、若手主体で臨んだ。大分は前半30分、右CKから中央のMF家長が頭で押し込み先制。しかし9分後、同じような展開で同点弾を浴び、さらに後半14分、PKを与えて逆転された。大分は直後に投入したFWウェズレイが活躍。後半33分、フリーキックを入れ、追い付いた。復帰したばかりのウェズレイの存在感が光った。

 いい試合ができたが…
 大分トリニータ・シャムスカ監督の話 いい試合ができたが、また結果につながらなかった。相手の若手はスピードがあり、守備もよかったが、われわれが勝っておかしくなかった。深谷とウェズレイの起用は予定通りで、練習の成果をしっかり出してくれた。

 復帰ウェズレイ一発
 ストライカーが復活した。右足の負傷が癒え、1カ月ぶりに出場したFWウェズレイが同点弾。右足でのフリーキックは美しい放物線を描き、広島ゴールに入った。途中出場ながら、切れのある動きでチームを引っ張り、今季4得点目。「サッカーができる喜びにあふれている」と笑顔を見せた。
 若手主体のチーム同士の一戦。シャムスカ監督は主力の疲労を考慮し、横浜M戦(5月30日)から先発4人を入れ替え。広島もリーグ大分戦(同23日)から先発が10人替わった。約2カ月半ぶりに「勝ち点3」を奪いたかったが、結果につながらなかった。
 先手は打った。MF小手川宏基のコーナーキックからMF家長昭博がヘッドで先制。DF上本大海やFW前田俊介らが家長に覆いかぶさり、祝福したのもつかの間、9分後に広島から同じような形で追いつかれた。
 先制しても守りきれない。今季の大分を象徴する試合。左ひざの負傷から復帰し、今季ホーム初出場のDF深谷友基は「もったいない失点」。DF坪内秀介は「セットプレーからの失点を減らせば、勝ち点を増やせる」と前を向いた。
 チーム最多のシュート5本を打った家長は「力をもっとつけねば」と進化を誓う。ウェズレイは「あきらめてはダメ。われわれは本当の力があることを忘れてはいけない」と力を込めた。

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