
10連敗を喫し、ぼうぜんとするサポーターに頭を下げるトリニータの選手=23日午後、九州石油ドーム
「やる気あるのか」「フロントは成績低迷の責任を取れ」―。23日、大分トリニータは九州石油ドームでサンフレッチェ広島と対戦したが0―1で敗戦。リーグ戦10連敗というふがいなさに試合終了後、サポーターの罵声(ばせい)がドーム内に響き渡った。
試合後、サポーターの前で「結果がすべて。原点に返って頑張りたい」と、深々と頭を下げた溝畑宏社長。わずかに激励の拍手も起きたが、多くのサポーターは怒りの声を上げた。
20日のヤマザキ・ナビスコカップ一次リーグは浦和と引き分けて2カ月ぶりに勝ち点を得ていた。多くのサポーターは「今日の試合で勝つと今後の大きな弾みになる」と期待していた。
しかし、前半ロスタイムに集中力を欠いて失点。大分市の専門学校生、斉藤奈津子さん(20)は「広島と比べて完全に走り負けていた。前半は期待が持てたが、(失点後の)後半は選手が気迫を失っていた」。大分市の会社員、佐藤吉和さん(32)は「選手から昨年の好調時の誇りと自信が感じられない」と厳しい。
中断後、リーグ戦が再開されるのは1カ月後。佐伯市の会社員、稲吉征二さん(30)は「どうしても点が取れない。フロントは選手補強で今のチーム状況を変えてほしい」と訴えた。
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