
【大分―浦和】前半36分大分、MF金崎夢生がシュートを決める=九石ドーム
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ第3日(20日・日産スタジアムほか=6試合)1次リーグA組は大宮がDFマトのPKで磐田に1―0で勝ち、勝ち点7とし同組首位を守った。横浜Mは広島に3―1で競り勝った。
B組は山形が19歳のMF広瀬の初ゴールで清水を1―0で破り、勝ち点6で首位に浮上。FC東京は千葉に、神戸は京都にそれぞれ1―0で勝った。
大分は大分市の九州石油ドームで浦和と対戦し、1―1で引き分けた。順位はA組の5位。大分の次戦はリーグ第13節第1日の23日午後2時から、九州石油ドームで広島と対戦する。ナビスコ杯1次リーグの次戦は30日午後3時から、神奈川県のニッパツ三ツ沢球技場で横浜Mと戦う。
【大分1―1浦和評】大分は高橋をワントップにした新布陣が機能。2列目のMF家長、金崎、清武が連動し、攻撃に勢いがあった。前半36分、MF金崎が浦和DFからGK山岸へのバックパスを奪って先制。だが直後の41分、浦和のMF山田から同点とされた。決定機は大分の方が圧倒的に多かった。梅田、坪内の両サイドバックの攻撃姿勢も光った。
シュート14本 新布陣で主導権
「プレーしていて楽しかった」「次につながる」…。試合後、ロッカールームから出てきた選手たちは、リーグ戦9連敗からの脱出に向けた手応えをつかんだ様子だった。
高橋大輔を1トップに、左から金崎夢生(むう)、家長昭博、清武弘嗣を2列目に配する初の布陣。試合前日に試した組み合わせが機能し、浦和を4本上回る14本のシュートを浴びせた。
「3人をどう生かすか考えていたが、アイデアが豊富」と高橋。家長は「距離感を気を付けていたが、あまり孤立する選手がいなかった」、清武は「流動的にポジションを代え、空いたスペースに入れた。前への意識が高かった」と話した。
対する浦和もDF闘莉王と山田暢を欠いた以外はほぼベストメンバー。リーグ戦と変わらない真剣勝負だったが、大分が終始、主導権を握れた。
惜しまれるのは得点直後の失点。初めてキャプテンマークを巻いたGK下川誠吾は「無失点でいきたかったが…。でも最少失点でとどめ、最低限の仕事はできた」。久しぶりの出場だったが、守備陣に的確な指示を出し、それ以外はほとんど危ない場面はなかった。
得点を決めた金崎は「運もあるが、気持ちで押し込んだ」と話し、「前向きに考えていいが、次負けたら一緒」と、23日のリーグ広島戦に向け、気持ちを引き締めた。
みんなよく走った
大分トリニータ・シャムスカ監督の話 成長を感じた。課題のフィジカルを克服し、みんなよく走った。これまでFWだった金崎はサイドへ流れる傾向があり、家長は中にしぼってくる。その特徴を生かした。勝ち点1は価値がある。次の試合に必ずつながる。
「熱い声援お願い」宮沢が自筆メッセージ
○…「熱い声援よろしくお願いします」。大分トリニータのMF宮沢正史(31)が書いたメッセージが九州石油ドームの入場口3カ所に張られた。「選手一同」として青い紙に思いを込めた。書道4段の宮沢は「小学生時代に書道を習った。久しぶりだったけど、思ったよりもうまく書けた」と笑顔。大分市の会社員平野正さん(28)は「うまい。シャムスカ監督を交代させず、選手と一体となって頑張って」とエール。
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