大分のスポーツ

【トリニータ】リーグ戦に経験生かせ

[2009年02月24日 10:11]

J2福岡との練習試合で、交代出場する財前(左)に指示を与えるJ1山形の小林監督=16日、宮崎市生目の杜運動公園

 米国ロサンゼルス遠征をした大分トリニータのシャムスカ監督や選手らは23日夜、大分市に戻った。12日から渡米し、パンパシフィック選手権に出場。日本代表として大分初の1勝を挙げ、3位となった。
 選手らは合宿を終え、充実した表情。ロサンゼルス空港でFW森島康仁は「楽しかった。いい経験になった」と振り返った。
 一方、3位決定戦の山東(中国)戦で右足を負傷したMFエジミウソンは「リーグ開幕(3月7日)に間に合うか分からない。大分に帰って精密検査をする」と複雑な表情。
 チームは24日のオフを挟み、25日から大分市で練習を再開する。(運動部・坂本陽子)

J1定着へ「粘り強く」”挑戦者”初昇格の山形

 クラブ史上初めてJリーグ1部(J1)に昇格した山形は、厳しい舞台に向け調整を続けている。昨季から指揮を執る小林伸二監督は「J1定着」を目標に掲げた。
 16日にキャンプ地の宮崎市で行われたJ2福岡との練習試合では、昨季までのベースを残しつつ、さまざまな選手の組み合わせが試された。「当然(去年から)レベルアップしなければいけないが、基本的なところを変えたら勝てない。クロスの質など、細かなところを追求していく」。指揮官は戦い方は大きく変えずに、チームの成熟度を上げる姿勢を示した。
 昨季はボールを奪ってからの素早い攻撃が光ったが、J1で通用するかは未知数。若手が多く、半数以上の選手がJ1の出場経験がない。厳しい資金繰りから大型補強もできず、日本代表に名を連ねるような中心選手もいない。
 現在チーム最年長の32歳で、自身6年ぶりにJ1でプレーするMF財前宣之は「間違いなく厳しいステージ。甘くないと思うし、勝つのは大変」と苦戦を覚悟した口ぶりだった。
 だが、財前はこうも続けた。「それを覆す。ぶつかっていくだけ」。小林監督も「負けても落ち込まず、粘り強いシーズンにしないと」と前を向く。3月7日の開幕戦では敵地で磐田と対戦し、挑戦者として第一歩を踏み出す。

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