大分のスポーツ

【トリニータ】動きに硬さ立ち上がりに失敗

[2009年02月20日 10:05]

 「自滅した」(DF森重真人)。ミスからの2失点が最後まで重くのしかかった。相手ホームスタジアムの完全アウェー。チームづくりのさなかでの国際試合は、たとえ未成熟でも一気に“トップギア”へ切り替えねばならない。「コンビネーションがまだできていない。昨年を思い出しながらやった」。MF金崎夢生(むう)も下を向いた。
 立ち上がりから硬さが見え、パスミスの連続。前半44分、DF藤田義明が森重へ出そうとしたボールを相手選手にカットされ、そのままドリブルシュートで先制された。藤田は「自分の判断ミス」と唇をかんだ。
 後半8分、ペナルティーエリア内でファウルを取られ、PKを献上。残り24分でMF家長昭博を投入し、3バックから4バックへ変更。攻撃に厚みをもたせたが、得点にはつながらなかった。
 「雰囲気にのまれた。絶対に失点してはいけない時間帯だった」(GK西川周作)、「試合慣れしていない。勝利に対する執着心も足りない」(MF鈴木慎吾)。昨季と同様に、守備で後手に回れば、勝機はない。ベンチで見届けたGK下川誠吾は「0―0で前半を折り返せば、チャンスはあった」とみる。
 攻撃の組み立ても課題が残った。前回王者となったG大阪との違いは「大分にはMF遠藤保仁(日本代表)がいない」と口にする選手もいた。“攻撃のスイッチ”が入らないという。森重は「相手が強かったとは誰も思っていない。自分たちが悪い。怖がって前へ行けない。最下位では帰れない」と語気を強めた。

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