大分のスポーツ

【トリニータ】国際大会デビュー (上)

[2009年02月13日 09:52]

和やかな表情でストレッチする(手前左から)ウェズレイ、ホベルト、西山、森重、高橋ら=7日、県サッカー協会スポーツ公園

 大分トリニータは米国で開催されるパンパシフィック選手権(現地時間で18、21日)に初出場する。シャムスカ監督や選手たちは12日に渡米し、ロサンゼルスで合宿に入る。J1リーグ開幕(3月7日)を前に、国際大会デビューへ。「世界の扉」を開く。

 「世界に通用するクラブづくり」。大分フットボールクラブの経営理念に、大きく近づいた。2008年ナビスコ杯制覇でJリーグ代表として、パンパシフィック選手権の出場権を手にした。溝畑宏社長は「海外クラブチャンピオンと賞金を懸けた“ガチンコ勝負”。新しい歴史の扉を開く」と期待を込める。
 出場チームは大分トリニータのほか、主催者の米国MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシー、韓国Kリーグ王者の水原、中国スーパーリーグ覇者の山東の計4チーム。優勝賞金は7万5000ドル(日本円で約675万円)。
 日本代表として国際試合を積んだ選手はいるが、チームとしては初。パンパシの試合会場となるホームデポセンターで、U―23日本代表の米国遠征(08年2月)をしたGK西川周作(22)は「個人として世界を体で感じてきた。今回はチームで海外クラブとの差や、どこまで通用するかを試せる」。
 第1回の08年はG大阪が優勝した。同年、G大阪はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を初制覇し、トヨタ・クラブワールドカップ(W杯)で3位に入った。09年に「ACL出場権(リーグ3位以内)の獲得」を狙う大分は、パンパシの開催時期がチームづくりの途中とはいえ、底力を示す機会になる。
 原靖強化部長は「(08年大会のように)オーストラリアのチームと対戦できないのは残念だが、アウェーで海外チームと当たれる。選手のモチベーションは高い。今季の“試金石”となる」と話した。

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