
「すげえ」「触れるなんて信じられん」。優勝カップに興味深げな児童
大分トリニータに優秀な“営業マン”が誕生した。2008年11月、ヤマザキナビスコ・カップ制覇で獲得した優勝カップだ。他のJクラブはショーケースに飾るのが一般的。大分は営業部員とともにスポンサーや、大分市内の小学校などへ“奔走”し、PRに一役買っている。
優勝カップのスケジュールは過密だ。08年はファン感謝デーなどイベントにも持参され、年明けは大分市内の全61小学校(1月16日―5月14日)で巡回展示中。スポンサー獲得の営業活動が入れば、展示中の小学校から一時的に“外出”することもある。
「優勝カップはみんなの物」という溝畑宏社長の方針で、自由に触れることも大分ならでは。
07年、ナビスコ杯覇者のG大阪は「優勝カップを手で触ることは一切ない。クラブハウスの玄関にショーケース入りで飾っている」。優勝直後、万博記念競技場でサポーターに披露した際、警備員を付けたという。
大分の渡辺博チケット事業部長は「事務所に置いているときも袋に入れ、いつでも持参できるように“臨戦態勢”になっている」。県民の評判は良く、巡回展示をした長浜小の児童は「触れることが奇跡」(秦祐哉君=4年)、「自分が日本一になったみたい」(足立一喜君=同)と目を輝かせていた。
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