
ナビスコ杯決勝に向けて戦術の指示をするシャムスカ監督=県サッカー協会スポーツ公園
決戦まであと1日。大分トリニータは30日、ヤマザキナビスコ・カップ決勝の清水戦(11月1日・国立競技場)がある東京に入った。大分出発前の午前中、大分市の県サッカー協会スポーツ公園で練習。先発濃厚な11人が「仮想清水」の控え組を相手に、戦術練習をした。
シャムスカ監督(43)は練習前、選手に語りかけた。「この一戦は普段と違う雰囲気がある。それをどれだけ感じられるか」。大舞台に立てば、予想もつかない重圧に襲われる。「寒けを感じるのは当然。ピッチに入った瞬間、エネルギーに変えねば」
団結力でカップ、リーグの2冠を狙えるところまできた。シャムスカ体制4年目で”完成形”のチーム。指揮官は「大分はブラジルで最後にタイトルを獲ったサントアンドレ(2004年、ブラジル杯優勝)と全く同じ雰囲気。必ずタイトルをとれる」と自信。
清水の長谷川健太監督(43)とは2006年オールスターで、西軍の監督(シャムスカ監督)、コーチ(長谷川監督)として組んだ。「同じ年齢で友情も芽生えた。清水戦は五分の戦い。小さなことで勝敗が決まる。細かいことをすべて逃さぬようにせねば」と集中力で挑む。
出場停止の鈴木帯同
○…出場停止のMF鈴木慎吾(30)がチームに帯同して東京入り。精神面でも大黒柱とあって、指揮官から同行を求められた。京都時代に天皇杯で優勝した経験がある。清水戦のレギュラー組に日本一を争う決勝へ出場した経験者はいないが「意外と肝っ玉の大きいやつが多い」と信頼。「国立のスタンドで歯がゆい気持ちになるかも。でも試合に出られない気持ちを知れる。貴重な経験」と前向き。
高松と藤田先発が濃厚
○…FW高松大樹(27)、MF藤田義明(25)の先発が濃厚となった。30日の紅白戦でレギュラー組に入った。高松は「大分に9年いて初めてタイトルが手に届くところまできた」。出場停止のMF鈴木慎吾(30)の穴を埋める藤田は「清水とは打ち合いになる。2点の争い」と読んだ。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA