
「国立」のスタンドが青に染まるか…=9月7日、九石ドームのJリーグ・ヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦・大分トリニータ対名古屋グランパス戦
十一月一日午後一時三十五分キックオフのJリーグ・ヤマザキナビスコカップ決勝戦。会場となる国立競技場がある東京に向かう大分からの交通機関は、ビッグタイトルを狙う大分トリニータの応援に駆け付けるファンで前日からあふれそうだ。「大分からの観客は一万人以上になりそう」(大分フットボールクラブ=FC)との予想もあり、勝利を願うサポーターの”青い波”が東京に押し寄せそうだ。
大分発羽田行きの日本航空、全日空の三十一日最終便、十一月一日始発便はすべて満席。全日空は一日の始発便を、百六十六人乗りから二百七十九人乗りの機種に変更したが満席になった。一日早朝、大分駅発の特急は三本の指定席が満席。JR大分支社は「前日発のブルートレインも満席。盆や正月以外に早朝便が満席になるのは珍しい。当日の自由席に、どれくらい人が押し寄せるか予想できない」と話す。
関西汽船は、フェリーで三十一日午後六時五十分に別府国際観光港を出発し、大阪から新幹線で会場に向かうツアーを企画し、約二百五十人を集めた。
名鉄観光サービス大分支社は、往復ともバス車中泊の”弾丸ツアー”を企画。三十一日午後八時にバス二台で大分市を出発、十四時間以上かけて会場に向かう。同支社は「料金(一人二万八千三百円)を抑えたこともありほぼ満席。仕事帰りのサポーター向けに午後八時出発にしたが、ここまで埋まるとは」と驚く。
大分FCによると「県内のコンビニなどでオンラインを使って販売された決勝戦のチケットは一万枚を超える。買った人すべてが大分から応援に行くとは限らないが、それでも驚くべき数字」。Jリーグ広報部長の首藤久雄さん(49)=豊後大野市緒方町出身=は「二十八日に決勝戦のチケットは完売。大分と清水(静岡県)による首都圏以外のチームの対戦だが、例年以上に盛り上がっている」と故郷の”底力”に驚いている。
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