
がん患者支援チャリティーイベント・リレーフォーライフに参加した藤田(右)が、参加者と横断幕を持ってグラウンドを一周(12日・大分大医学部グラウンド)
選手自ら積極的に提案
がん患者と心温まる触れ合いがあった。大分トリニータのDF藤田義明(25)、MF小手川宏基(19)が患者や支援者らによるチャリティーイベント「リレーフォーライフ」(12日・大分大医学部グラウンド)に参加。乳がんの手術をした女性が「(ナビスコ杯決勝のある)国立に行くよ。2人に会えてがんが小さくなったかも」と笑顔で声を掛けた。
大分フットボールクラブは「地域密着」を掲げる。選手らはオフの日も多くのイベントへ動員される。選手会(西川周作会長)はクラブの依頼による”一方通行”でなく、「子どもに夢を与えられるイベントを増やそう」と積極的な提案もし始めた。
シーズンパス販売記者会見(9日)はシャムスカ監督(43)、MF鈴木慎吾(30)、DF深谷友基(26)、MF高橋大輔(25)も出席。渡辺博チケット事業部長(37)は「選手の方から『もっと一緒にやろう。ピッチ外でも協力する』と言ってくれる」。
鈴木は「新潟時代、イベントに行かされ(自分を知らない人から)『誰ですか?』と恥をかかされたこともある。今思えばやってよかった。それが集客につながった。大分も誇りに思ってもらえるチームにならねば」と意識が高い。
監督、選手は体を休めたい日も、チームの”広報役”として奔走している。原靖強化部長(40)は「スター軍団ではないが、心意気のある選手がそろった。数十年たっても『あの時は強かったなあ』と語り継がれるメンバーだろう」と、伝説を予期している。
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