大分のスポーツ

頂点へ 奇跡のトリニータ(2)

[2008年10月22日 10:33]

ナビスコ杯準決勝の名古屋戦後、「選手やスタッフの力で困難を乗り越えた」と語ったシャムスカ監督=9月7日、九石ドーム

 一体感こそ躍進のカギ
 
 「大分マジックと呼んでほしい」。大分トリニータのシャムスカ監督(43)は躍進劇をシャムスカマジックと称賛され、こう切り返した。「わたし一人の力ではない。いろんな人の意見を聞き、チームにとっての最善策を判断している」
 シャムスカ監督と強化部(大分フットボールクラブ)の関係は良好だ。クラブハウス(大分市)では監督室の数メートル先に強化部の部屋がある。「トン、トン」。互いの部屋のドアをノックする音が頻繁に響く。
 チームの方向性などで互いの意見を率直にぶつけ合い、理解を深めてきた。「日本人はこういう考え方をする」。聞く耳のあるシャムスカ監督でも時折、強化部側と考え方にズレが生じることもある。「両者の差を縮める作業が大切」と原靖強化部長(40)。
 一体感がある。コーチングスタッフに加え、通訳、トレーナー、ドクター、マネジャーも”戦力”だ。原部長は「総力で戦えている。シャムスカ監督は選手に最後まで自分たちの力を信じさせている」と信頼を置く。
 限られた予算で、初タイトルを狙えるまでに成長した。資金が少ないからこそ、知恵を絞った。同じブラジル人選手でもボランチならば、一流FWの三分の一ほどの金額で獲得できる。「大分方式」はせん望の的だ。
 原部長は他チームの首脳陣から「大分の秘策は何か」と盛んに聞かれる。原部長は言う。「たとえお金があっても『まだまだ足りない』と思うだろう。大分はこのやり方しかなかった。環境と時代がマッチし、当たった」

県内過去のスポーツ

2月17日

2月16日

2月15日

2月14日

2月13日

2月12日

2月11日

2月10日

2月08日

2月07日

2月06日

2月05日

2月04日

2月01日

1月31日

1月30日

1月29日

1月28日

1月27日

1月26日

1月25日

1月24日

1月23日

1月22日

1月21日

1月20日

1月19日

1月18日

[PR]FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA