
「スタメン狙う」と森重真人と「家長の分まで戦う」と話す西川周作=14日午後、クラブハウス
笑顔がはじけた。大分トリニータのGK西川周作(22)、DF森重真人(21)は14日、北京五輪サッカー男子の日本代表に決まった。大分市の県サッカー協会スポーツ公園で練習前に吉報を聞いた2人は「出るからには優勝を目指す」。見学に訪れたサポーターから「おめでとう」と祝福され、世界の舞台へと胸を躍らせていた。
西川は「うれしい。背番号1の重みを感じる。オーバーエージ枠を使わない反町監督の期待に応えたい」と第一声。北京五輪アジア最終予選を含めた2007年11月からの国際試合7戦で計2失点。今季はJ1リーグでも最少失点(13)で、7位と好調なチームを支えている。
この日は五輪出場の夢がかなわなかったMF家長昭博(22)と並んでランニング。「アキ(家長)と一緒に予選を戦ってきた。けがで五輪に間に合わなかったが、森重と一緒にアキの分まで戦う」と仲間を思いやる。
「予選突破には初戦のアメリカ戦が一番大事。ワールドユースで敗れたオランダに雪辱したい」と誓った。
森重は「素直にうれしい」と喜び、「今後、Jの中心選手としてやる上で五輪は大事な舞台。内容よりも結果にこだわり、個人的にはスタメンを、チームとしては優勝を狙う」と言い切った。
大分では昨季後半からセンターバックに転向し、守備の要に成長。今年2月の米国遠征から五輪代表候補に入った。「リーグ戦に出て、試合の中で攻守とも自信がついたのが大きかった」。「北京」という目標が現実味を帯びていった。
さまざまな守備のポジションを試されてきた。「自分の力を出せればどこでもいい」としながらも、「できればセンターバックをやりたい」と自信をのぞかせた。
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