
豊後高田市羽根の干潟に打ち上げられたクジラ(右が頭部分)=17日午後3時20分
17日午後0時15分ごろ、豊後高田市羽根の干潟に体長約4・2メートルのクジラが打ち上げられていると、豊後高田署に通報があった。約5時間後、市消防本部の救助隊が海に入って沖までクジラを誘導、無事に“救助”された。
打ち上げられたクジラは弱っており、住民らは心配そうに見守った。潮位が高くなるのを待って救助隊がロープで沖までクジラを引っ張ったところ、自力で泳いでいった。
地元住民らは「海岸近くに迷い込み、干潮で動けなくなったのではないか。スナメリ(イルカの一種)を見たことはあるがクジラは初めて。無事で良かった」などと話していた。
大分マリーンパレス水族館「うみたまご」(大分市)の田中平館長によると、鼻の上にコブがある特徴から、コブハクジラかハッブスオウギハクジラとみられ、体に多くの傷があることから高齢と推定されるという。「いずれも日本近海に生息するが大分県沿岸で見つかったのは珍しい。何らかの理由で内海に迷い込んだのではないか」と話している。
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