大分のニュース

次期衆院選 民主、2区も擁立方針

[2012年01月28日 11:14]

 民主党県連は次期衆院選で前回(2009年)擁立を見送った大分2区を含む県内3選挙区全てで候補擁立を目指す方針を、28日の定期大会で打ち出す。一方、過去の国政選挙で協力を続けてきた社民党県連合は2区に現職の重野安正氏を擁立する方向で調整している。両党を支援する連合大分は選挙協力の実現を目指す考えで、年内の衆院解散が取りざたされる中、与野党に分かれた両党の対応が注目される。

 民主党県連は12年度の活動方針案で、13年夏の参院選大分選挙区を含めた国政選挙について「政権与党の責任を果たすため、全ての選挙区で与党候補者の擁立に向け取り組みを開始」としている。
 県内が現行の3小選挙区になった03年衆院選以降、2区には3回連続で候補を立てておらず、09年は重野氏を推薦した。県連によると、2区内の党員などから候補擁立を求める声が高まっているという。
 小嶋秀行県連幹事長は社民党との関係について「連合大分が橋渡しする形で両党が話し合うことにはなる」とする一方で、「(政権交代後に組んだ)連立政権から離れて、社会保障と税の一体改革や環太平洋連携協定(TPP)といった重要政策で違いが出ていることを度外視はできない」と説明する。
 ただ、09年は政権交代に向けて社民党との協力を重視する党本部の判断に従った経緯があり、「最終的には党本部の判断が待たれるのでは」(県連幹部)との見方もある。
 一方、社民党県連合は「(両党が選挙区ごとに)すみ分けという形で協力していきたい」(内田淳一代表)とする。3月中にも重野氏の擁立決定を目指す。
 連合大分は民主・社民両党による候補の一本化を目指す方針。2月初めにも両党とともに衆院選に向けた協議をする。

<ポイント>
 民主、社民両党の選挙協力 2009年衆院選で、民主党は大分2区で社民党の重野安正氏を推薦。社民党は3区で民主党の横光克彦氏を推薦し、民主党現職の吉良州司氏がいた1区に候補を立てなかった。選挙戦最終盤に民主党の鳩山由紀夫代表(当時)が重野氏の応援に駆け付けるなど選挙協力を展開、両党で3選挙区の議席を占めた。社民党は10年5月に連立政権を離脱した。

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