
逮捕術の訓練をする警察官=27日午後、宇佐市総合運動場南側駐車場
全国各地で相次ぐ通り魔などの無差別殺傷事件を想定した県警の訓練が27日、宇佐市総合運動場南側駐車場などであった。初動捜査の強化が目的。訓練想定や発生場所などを参加者に伏せて実施する「ブラインド方式」を初めて導入し、現場の状況への臨機応変な対応を確認した。
JR中津駅で男が女子高生、女児と母親を次々とナイフで殺傷。ナイフを取り上げた男性に拳銃を発砲した上、乗用車を奪い、運転していた女性を人質に逃走した―との想定。県警本部と中津、宇佐、豊後高田、日田、玖珠各署から約50人が参加した。
110番通報を受けた県警は緊急配備を敷き、パトカーや白バイ、ヘリコプターが逃走車両を追跡。同駐車場に追い込んだ後、興奮して発砲する男を6台の車両で囲み、「ネットガン」を使って捕まえた。参加者による逮捕術の訓練もあった。
県警地域課の梅木好広次席は「110番通報を受け、いかに的確に判断して指示を出し、組織的かつ一元的に動けるかが勝負。時間や場所、手段を選ばず発生する事件に最善の対応ができるよう訓練を重ねたい」としている。
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