大分のニュース

縁ある町の復興願って ちぎり絵贈る

[2012年01月14日 10:06]

千葉県神崎町役場の庁舎ロビーに展示しているメジロのちぎり絵

 東日本大震災で被害を受けた千葉県神崎町の住民を励まそうと、大分市神崎中学校(児玉徳信校長、128人)は同町にメジロのちぎり絵を贈った。同町にも神崎中学校があり、同町の鳥は大分県と同じメジロ。この共通点から「縁のある町に早く復興してもらいたい」と、全校生徒が制作に関わった。

全校生徒で思い込め制作 大分市神埼中
 千葉県神崎町には地震で液状化現象が起きた地域があり、住宅や排水施設などが大きな被害を受けた。共通点を見つけ被害の状況を知った山田貴己教諭(44)が「文化祭の取り組みとして同町に何かできることはないか」と生徒会に投げ掛けた。
 文化委員長の横田千尋さん(15)=3年=が中心となり、取り組みがスタートした。ちぎり絵にしようと提案したのは徳浦咲菜さん(15)=同。広島市の原爆ドームに供えられていたちぎり絵が印象に残っていたという。

 咲き誇る桜を背景に、未来を見詰めるメジロをデザイン。全校生徒で色紙をちぎり、生徒会の3年生8人がA2サイズの台紙に貼り付けた。
 ちぎり絵は同町の庁舎ロビーに展示されている。石橋輝一町長からは「皆さんの温かい思いを町民に知らせている」との礼状が届いた。生徒会長の相沢瑠奈さん(15)=3年=は「喜んでもらえてうれしい。きっかけは大震災という良くないことだが、いい交流ができた」と話していた。

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