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別大国道の代替道に 県道別府挾間線 

[2012年01月13日 10:04]

貫通したトンネル

 浜脇バイパス整備事業は1993年度にスタート。別府市浜脇から同市内成までの総延長3・87キロを二つの工区に分けている。1工区ではループ橋の鳥越峠橋(187メートル)、コンクリート固定式アーチ橋の鳥越大橋(141メートル)などを含め、2・6キロを整備。98年度に供用を開始した。
 同年度に始まった2工区は同市浜脇の1・27キロで、2006年度から部分供用(550メートル)が始まっている。金比羅山を抜けるトンネル(270メートル)も既に貫通しており、残るは「事業の中で最も難しく、大変な作業」(同事務所)となる線路越えの高架橋(240メートル)の架設と側道の整備。トンネル内の照明設備工事や全体の舗装工事などを実施後、全線供用となる。
 もともと、主な整備効果は緊急医療、広域的な観光振興への寄与とされてきたが、東日本大震災と津波の発生を受けて状況が変化。「地震や津波に対する不安、対策への関心が急速に高まっている。海沿いを走る別大国道が、災害などで不通になった時でも利用できる山あいの道路として、より価値が高まるのではないか」と同事務所。
 同事務所の衛藤隆義・道路課長は「住宅の多い浜脇地区の全面的な協力が得られ、ありがたく思っている。住民への説明をしながら、安全かつ迅速に工事を進めていきたい」と話した。

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