
ボランティアグループ「ルピナスの会」が開く母子サークル「ぽこあぽこ」会員の森実香穂さん。子育て中の親たちに歌でエール
別府市のボランティアグループ「ルピナスの会」が、子育て中の親たちに贈る歌「ぽこあぽこのうた」をCDにした。作詞作曲を手掛けたのは3児の母親で杵築市八坂の森実香穂さん(33)。温かいまなざしで子どもを見つめた歌詞が、母親たちの共感を呼んでいる。
「ぽこあぽこ」は音楽用語で「少しずつ」を意味する。森さん自身、幼い子どもの育児に自信をなくし、自分を責めたことも。「少しずつできることからやっていけばいいんだ」。そう思った瞬間、気持ちが軽くなり、素直な言葉があふれ出た。
小さな手、今にも転びそうな後ろ姿、抱きしめたときのぬくもり―。子どもへの愛情、一歩一歩進もうという気持ちを、優しいメロディーに乗せた。
同会は毎月1回、別府市の光の園児童館で、童謡を歌ったり、育児について学ぶ母子サークル「ぽこあぽこ」を開いている。森さんも会員の1人として参加。大学で作曲を学んだことから、「サークルの歌を作ってほしい」とメンバーから依頼されたことがきっかけだった。
歌に共感した県内のソプラノ歌手らが披露するなど、演奏の機会は少しずつ広がっており、会場では涙を流す母親の姿も見られるという。制作は3年ほど前だが、「忙しい家事や育児の手を休めて聴いてほしい」という思いからCD化した。
森さんは「子育てにつまずいたり、元気でいられないときもあるけど、掛け替えのない時間を大切に思うことで、幸せを実感している。子育てに悩んでいる人に『自分だけじゃないんだ』という気持ちになってほしい」と話している。
CDは1枚500円。問い合わせは同会の森北実さん(TEL090・1921・1516)へ。
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