
「分からないことは何でも相談してほしい」と職員
日出町は11日から、65歳以上の高齢者らを対象に、緊急連絡先やかかりつけ医療機関の情報を冷蔵庫に保管してもらう「緊急医療情報キット」の配布を始める。町福祉対策課は「万が一に備え、地域の中でのサポート態勢を整えていきたい」と、申請者を募集している。
町内で65歳以上の高齢者が暮らす家庭は2791世帯(昨年12月15日現在)。この全てを対象に、今後、各地区の民生児童委員らが順次訪問して配布を進める。この他、障害や持病のある要援護者の暮らす家庭などにも届ける。
対象者には、キットに入れるための専用の情報シートに氏名や生年月日、緊急連絡先などを記入してもらうため、個人情報保護の観点から運用には各自の同意が必要。申込書を提出した段階で趣旨に賛同したことになり、同課が専用の端末に寄せられた情報を入力して一元管理、消防署と町保健福祉センターで共有していく。
キットは500ミリリットルほどの筒型のプラスチック容器で、各家庭で冷蔵庫のドアポケットに保管。情報シートの他、かかりつけ医の情報や薬の処方箋なども入れることができる。駆けつけた救急隊員などにキットの保管を知らせるため、玄関と冷蔵庫に貼るステッカーとマグネットも配る。
同課は「キット所有者の家庭を把握することで、災害などの有事に優先的に救助に向かえる他、搬送先の病院で迅速な治療につなげられる。分からないことは何でも相談してほしい」と話している。問い合わせは同課(TEL0977・73・3121)へ。
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