
「将来的には地域の交流の場にしたい」と林裕司さんと妻の美香さん
陶芸家林裕司さん=由布市湯布院町川上=の工房兼ギャラリー「蛟龍窯(こうりゅうかま)」が完成し、日々制作に励んでいる。工房には専用の焼き窯があり、陶芸体験などもできる。今後は薬剤師の妻、美香さんのアロマやハーブの知識を生かした教室も開く予定で、林さんは「将来的にはいろんな講習会を開いて地域の交流の場にしたい」と話している。
林さんは大分市出身。高校生の時に日田市の小鹿田焼(おんたやき)の窯元を見学して陶芸に興味を持ち始め、大学卒業後に小代焼(熊本県荒尾市)の窯元、井上泰秋さんの下で約10年間修業。6年前、まちづくりの歴史に興味があった湯布院町に移り住んだ。町内では、ゆふいん文化・記録映画祭のスタッフや由布院盆地の八十八カ所の霊場に関する研究をしながら、制作活動をしている。
作品のテーマは、湯布院の洗練された雰囲気と田舎の要素をうまくミックスさせた「湯布院モダニズム」。機能性と美を併せ持つ食器や花瓶などが中心だが、アラジンポットなど独特な作品も多く、工房で展示販売もしている。林さんは「東洋や西洋を問わずさまざまな文化の要素を織り込みながらも、いろいろな用途で使いやすい作品を作っていきたい」と話した。
開館時間は午前10時~午後5時。不定休。陶芸体験は事前に予約が必要。問い合わせは蛟龍窯(TEL0977・84・3958)または、ホームページ(http://www.ab.auone‐net.jp/~kouryu/)。
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