
太田滋徳本部長から即賞を受ける国東署の4人
地域の結び付きにつけ込んだ卑劣な犯罪は許さない―。国東半島一帯で、葬儀に参列するため留守になった家を狙って空き巣をした男がこのほど、国東署に逮捕された。管内で訃報を聞くたびに葬祭場や日程などを調べ、張り込みを繰り返した同署員の粘りが逮捕につながった。
県警によると、同様の手口による空き巣被害は国東半島一帯で昨年初めから、少なくとも十数件確認されており、被害額が約20万円に上るケースもあった。同署では相次ぐ被害を受け、生活安全、地域両課の署員4人が地元の葬儀社と連絡を取ったり、葬儀の場所や日程を知らせる看板をチェック。2人一組で葬祭場周辺を中心に張り込みを続けてきた。
23日昼に市内の住宅地で不審な動きをしていた男を張り込み中の署員が見つけ職務質問。空き巣を認めたため、同署は窃盗の疑いで、同市安岐町、無職小原登志美容疑者(63)を逮捕した。同署によると、数件の犯行を認めており、裏付けを進めている。
県警は28日、捜査に携わった4人に本部長即賞を授与。太田滋徳本部長は「力を合わせて地域を悩ませた問題を解決し、地域の皆さんも喜んでくれたと思う」とたたえた。
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