
記者会見する県立美術館設計者の坂茂建築設計の坂茂氏(左)と平賀信孝氏=26日午後、県庁
県が大分市寿町に建設する県立美術館の設計者に決まった坂茂建築設計(東京都世田谷区)の坂茂代表取締役(54)と平賀信孝取締役(62)が26日、県庁で記者会見した。デザインを統括する坂氏は従来の美術館に比べて開放性に富んだ建物を目指す考えを示した。
気軽に入りたくなる場に
坂氏は従来の美術館を「閉鎖的な空間となっており、一般の人が足を運びにくい場になっている」と指摘。新しい美術館は、ガラスの折り戸を周囲に巡らせて建物の内外の一体性を持たせたり、道路の向かい側にあるオアシスひろば21との間に屋根付き歩道橋を設けて、「一般市民も気軽に入りたくなる場にしたい」と話した。
可動式の間仕切りを使って展示スペースを自在に変えられるなど空間の使い方の柔軟性を高くする。その分、美術館の運営には「相当の企画力や運営力が必要になる」として、民間のアイデアを積極的に取り入れるといった工夫が求められるとの見方を示した。
県は19日に坂茂建築設計と基本設計、実施設計の委託契約を結んだことを明らかにした。契約金額は約1億8千万円。美術館は2015年春に完成予定。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()