
「希望の桜」を植樹した日高勝利さん(手前右)ら=玖珠町小田中泊里の三日月の滝温泉
県内の胃がん患者でつくる「希望の会」(井上恭二代表)は23日、玖珠町小田中泊里の三日月の滝温泉に「希望の桜」と名付けた桜を植樹した。余命半年と宣告されながらも回復し、半年後に桜の花を見られたことで生きる希望を感じたという会員の日高勝利さん(73)=日田市田島=がソメイヨシノ2本を提供した。
進行性がんを患っていた日高さんは8年前に胃を全て摘出。医師に「来年の桜は見られるか」と尋ねると、「厳しいかもしれない」と言われたという。その後、医師が驚くほどの回復力で退院。5年後に発足した同会の交流会に参加し、同じ悩みを抱える仲間と一緒に励まし合いながら生活してきた。
植樹には会員4人が参加。約4メートルのソメイヨシノを2カ所に植えた後、温泉や昼食を楽しみながら会員同士の交流を深めた。日高さんは「来年の春、『また今年も見られてよかった』と思えるよう生きていきたい」と話した。
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