臼杵市出身の塩屋俊監督の最新作で、同市野津町の有機栽培茶園を舞台にした「種まく旅人~みのりの茶~」(大分合同新聞創刊125周年記念事業として協賛)の編集作業が終わり、作品が完成した。県内先行ロードショーも来年3月3日からに決定。公開が待たれている。
「種まく旅人~」は日本の農業の現況に危機感を抱く塩屋監督がシリーズ第1作として作った意欲作。主演の陣内孝則や田中麗奈、柄本明ら豪華な顔触れの俳優が出演。農業とエンターテインメントを掛け合わせた、これまでにない娯楽作品に仕上がっている。撮影は臼杵市野津町、大分市、佐伯市、別府市など県内各地で多くの県民エキストラの協力を得て行われた。
塩屋監督は「試写の評判もよく、いい手応えを感じている。県内各地で上映するので、多くの県民が普段着で気軽に映画を見てほしい」と話している。
ヒロインの“農ガール”を演じた田中は「人と自然が手を取り合い“実って”いく茶葉の姿は美しかった。撮影の後の温かい食事はいつも以上においしかった。見た人がお茶を飲んだ時のようにほっとできる映画になっていると思います」と感想。
一方の陣内は「私が演じた“金ちゃん”は農水省の官僚なのですが、農業をこよなく愛している。農業ほどクリエーティブな仕事はないとロケ中、多くの地元の農家と接して実感した。明るい未来の農業の追い風になりたい」と話している。
上映館は大分市のT・ジョイパークプレイス大分とTOHOシネマズ大分わさだ。
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