
頭にかぶるかさを手に「大分は山が多く自然がきれい」と語るコーラさん
原発事故…観光客が激減
「日本のポジティブな情報をたくさん伝え、日本の旅行地が安全であることを知らせたい」―。スイスの旅行会社で日本担当だったスイス人のトーマス・コーラさん(44)が、日本を歩いて縦断し、その体験をブログで情報発信している。8月に北海道の宗谷岬を出発。12月8日に大分県に入り、鹿児島県佐多岬の到着を目標に南へ歩いている。
ブログで大分も紹介
コーラさんは、東京電力福島第1原発事故の影響で日本への観光客が激減したため、今年6月に会社を辞めさせられた。スイスでは、原発事故で日本全体が危険な状態と認識されていたことが原因となっていた。
コーラさんは日本に住んだり何度も訪問した経験があった。「日本で多くを学んだ。恩返しのため、この目で見た日本の安全を伝える」と日本縦断を始めた。
テントやパソコンなどが入ったリュックを背負い1日20~30キロを歩き、観光地を訪ねたり、出会う人と交流を重ねている。日々、感じたことをドイツ語、英語、日本語の3カ国語でブログに掲載し、撮影した写真も紹介している。
県内に入り、中津、宇佐、別府と各市を訪れ、15日に大分市入り。臼杵、津久見、佐伯市へと進んだ。「大分は山が多く自然がきれい。温泉が豊富で素晴らしい」と喜んでいた。
ブログには1日千件以上のアクセスがあるという。「日本の景色に感動する感想が多く届く。これまで2500キロ以上を歩いたが、ますます日本が好きになった」とゴールを目指し、軽快に歩いている。コーラさんのブログはhttp://www.japanfenster.ch
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