
全日本ロボット相撲に出場する「黒津崎零」を手に「上位独占へ頑張るぞ」と意気込む国東高の女子チーム=国東高校
ロボット相撲で全国に名をとどろかせる国東市の国東高校ロボット相撲部で、女子チームの活躍が目覚ましい。11月に開かれた高校生ロボット相撲全国大会では、同校の女子チームが、大会史上初めて女子チームとして優勝。今月18日に東京都で開かれる「全日本ロボット相撲」に向けて、リケジョ(理系女子)が意気込んでいる。
同高校ロボット相撲部といえば、昨年の高校生ロボット相撲全国大会で自立型とラジコン型の両部門を制覇した“名門”。今年の女子チームのキャプテンを務める幸松奈央さん(18)=情報システム工学科3年=は「国東高の強さの秘(ひ)訣(けつ)はスピードとパワーのバランス。先輩たちが築いてきたものをさらに改良している」と話す。
同校のロボットは相手のセンサーをかく乱する白い旗が特徴だが、旗が大きいためにロボットのバランスを崩しかねない。大きな武器となる白い旗を使いこなす裏には緻密なロボット製作がある。「ロボットの加工は100分の1ミリ単位。少しズレたら不具合が出る」という意識が、部員相互で共有されている。
大会では土俵のコンディションが明暗を分けるため、部員にはその場でロボットを微調整する整備力も問われる。顧問の松永芳史教諭は「『ロボットが強いだけでは勝てない』と全員が知っているから私たちは勝てる。試合では相手チームとの駆け引きもある。『負けるときはロボットのミスじゃなくて人間のミス』と常に伝えている」と話す。
18日の「全日本ロボット相撲」には同校から自立型に6台、ラジコン型に3台が出場する。11月の高校大会で優勝したエースの堀内智香さん(18)=情報システム工学科3年=は「全日本の部は大学生や社会人もいるのでレベルが高いが、経験の差では私たちが上。上位独占を目指したい」と力を込める。
ポイント
ロボット相撲 センサーに反応して動く「自立型」と操縦者が操作して動かす「ラジコン型」の2部門がある。直径1・54メートルの土俵の上でロボット力士がぶつかり合い、相手を土俵外に落とした方が勝ちとなるルールで競う。
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