
かかしを設置する地域住民=中津市山国町の道の駅やまくに
中津市山国町の秋の恒例イベント「やまくにかかしワールド」が23日から、同町一帯で開かれる。11月26日まで。オープンに向け、住民らによる設置作業が進んでいる。
テーマいろいろ17の「村」誕生
田畑などに農村や家庭の風景、おとぎ話の一場面といったユニークなかかしが登場する。殺風景な稲刈り後の田んぼににぎわいを―と個人が作り始め、年々増加。昨年は人口約2900人の同町に約750体が出現。県内外から約6万2千人の見物客が訪れた。
ことしは各団体がそれぞれテーマを決めた計17の「かかし村」が誕生する。人と見間違うほどリアルなかかしは民家や商店の軒先などにも登場し、昨年を上回る“人数”になる見込み。
三郷小が初参加
同町の三郷小学校は初参加。5、6年生37人が「運動会の組み体操」のテーマに沿って、倒立やバランス、電柱(肩車)のポーズをする子どものかかし10体を製作。コアやまくにそばに「三郷小絆村」として設置した。女性グループ「あざみ会」でかかしを作っている池田紀子さん(54)が指導。地域の人たちに手伝ってもらいながら足や手の部分を作ったり、服を着せたりする作業に熱心に取り組んだ。
「かかしは山国の観光大使。子どもたちが関わってくれるのがうれしい。髪を編んだり、工夫や発想がすごい」と池田さん。6年の中畑遼耶君(11)は「服を着せるところが難しかったけど楽しかった。たくさんの人に見てもらうのが楽しみ」と話した。
ポケットパーク特設駐車場では23日午前11時から、オープニングイベントの「ふるさとかかしまつり」がある。かかしワールドに関する問い合わせは中津耶馬渓観光協会奥耶馬支部(TEL0979・62・3111)へ。
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