
東北の物産を販売する児童ら=中津市新博多町商店街
8月下旬の火災の影響で、中断を余儀なくされていた中津市の南部自由市場が9日、新博多町商店街周辺で再開した。早朝から市民らが訪れ、7月24日以来となる市場を楽しんだ。
復興市と銘打ち、再開した市場には、過去最高の約140店が出店。新鮮な産物や地元の名物が、商店街内、歩行者天国になった周辺市道に並び、イベントも盛りだくさん。会場は市内外から訪れた買い物客らで終日にぎわった。
再スタートを切った市場の盛り上げに一役買ったのが、中津青年会議所(永松大茂理事長)の東日本大震災意識変革事業「がんばろう日本!」(大分合同新聞後援)。当初は中津公園で開催予定だったが、「市場と一緒に盛り上げよう」と計画を変更して開いた。
商店街内に震災被災地の産物を扱うアンテナショップを設置。地元小学生20人が、被災地の名産品と、自分たちがデザインした復興ラバーバンド(500円)を「いかがですかー」と猛アピール。買い物客に復興支援を呼び掛けていた。ダンスショーや同市消防本部によるAED講習なども好評だった。
永松理事長は「厳しい状況が続く東北の被災地に再び思いを向けてもらおうと企画しました。火災の影響で状況が変わり、(きょうは)被災した商店街の復興にもつながればとの思いで取り組みました」と話していた。
南部自由市場は今後、毎月第2、第4日曜日に開かれる。
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