
朝早くから店外に並ぶ陶器を手に取る愛好者ら=8日午前、日田市源栄町皿山
日田市源栄町皿山の「小鹿田焼(おんたやき)の里」で8日、秋恒例の「民陶祭」が始まった。9日まで。各窯元の軒先や庭には、この日に合わせて焼き上げた自慢の陶器がずらり。秋晴れの下、県内外から多くの愛好者が訪れ、朝早くからにぎわった。
一子相伝の技
約300年の伝統がある小鹿田焼。技法は国指定重要無形文化財に指定され、10軒の窯元が一子相伝で「飛び鉋(かんな)」や「はけ目」などの独特な技法を守り伝えている。今年7月には特許庁の地域団体商標に登録された。
民陶祭では、各窯元が大皿や小皿、つぼなどさまざまな生活用品を通常より数多くそろえ、展示即売。市価より安いとあって両手いっぱいに買い求めるファンも。環境省の「日本の音風景百選」に選ばれた“唐臼の音”が響く中、初秋の山里を心ゆくまで巡り歩いた。
有田焼や波佐美焼の窯元も訪ねるという長崎市の下道高幸さん(60)、幸子さん(67)夫婦は「2週間前に日田観光を楽しんだけど、今日も来ました。小鹿田は2度目。民陶祭は初めてですが、器がたくさんあり、窯元をいろいろ見て回るのが楽しいですね」。
市内元町の日田バスセンターから無料のシャトルバスを運行している。問い合わせは小鹿田焼協同組合(TEL0973・29・2403)へ。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()