
(写真上から)ハザードマップを製作した生徒たち、海面から50メートル未満の地形を赤で色付けしたハザードマップ
津久見高校で地理Bを選択している3年生9人が、津久見市内で海面からの高さが50メートル未満を示す“ハザードマップ”を作った。指導した黒田修司教諭は「津波対策を考える上で参考になるのでは。市内で活用していただけるなら、展示用に提供したい」と話している。
地域の地形や、地理と関連した歴史を学ぶ一環として取り組んだ。
1995年に普通科の先輩が製作し残しておいてくれた立体地形図(2万5千分の1、幅1メートル、縦70センチ)を土台に、地名を入れ、低い地形を赤で着色した。
市内の地形「三陸とそっくり」実感
完成した地形図を見ると、岬と入り江が連続するリアス式海岸の特徴がよく分かり、津波被害が拡大した三陸地方の海岸地形によく似ていることが実感できたという。
黒田教諭は「地震・津波を身近なものとして感じてほしい」と助言。海岸近くに住む石田奈央さんは「津波が来たら、自宅は流されると思った」、山崎知美さんは「市内の地形を知ることができて良かった」と授業の感想を話している。
同校は海岸から1キロ余りの地点にあり、校地で海抜約8メートル。市の暫定的な津波想定によると校地には津波が到達する。同校では津波を想定した訓練を行っている。
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