大分のニュース

めざせ大山川再生 水量増へ住民組織

[2011年10月02日 11:02]

「自然豊かな大山川再生町民会議」(仮称)の設立に向けて検討する出席者=日田市大山町

 日田市の大山、三隈両川の水量増加運動が進んでいる中、大山川が流れる同市大山町の住民有志が、町内単独の運動組織「自然豊かな大山川再生町民会議」(仮称)の設立に向けて動き始めた。運動の機運を高めるためで、9月30日夜に大山公民館で設立発起委員会を開催。約30人が集まり、組織を立ち上げる方向で決定した。
 大山川では同川ダム取水堰(ぜき)に流れ込む水量約8・4億トン(年間)の約9割を発電用水に利用。河川流量は毎秒で春夏4・5トン、秋冬1・8トン。市町村合併前の旧大山町を挙げて水量増加運動を展開し、2002年に現在の流量を取り戻した。
 合併後も市全体で運動し、さらに毎秒10トン流すように九州電力らに要望。9月26日に放流量を段階的に増やす実験「フラッシュ放流」が始まった。運動も終盤に入ったが、前回運動の中心メンバーは「住民周知も足りず、盛り上がりに欠ける」と痛感。今回も住民の機運を高めて声を届けようと、住民組織の設立を考えたという。
 発起人代表は2度の水量増加運動に関わるNPO法人「大山水環境アスリート」の森和恒理事長(70)。設立発起委員会で「上流域のわれわれが声を出すべきだ。知恵を結集させて運動を引っ張る新組織をつくりたい」と呼び掛け、出席者は設立することに合意した。
 活動の展開案として(1)毎秒10トン放流と、松原ダムへの清流バイパス導入を要求(2)住民の節電対策(3)総決起集会の開催(4)毎月15日を「大山川の日」に制定―などを考えている。
 今後は立ち上げ準備委員会を開き、正式な発足を目指す。森発起人代表は「もう一度情熱を燃やして活動し、住民が一体になるようにしたい」と話している。

県内過去のニュース

10月02日

10月01日

9月30日

9月29日

9月28日

9月27日

9月26日

9月25日

9月24日

9月23日

9月22日

9月21日

9月20日

9月19日

9月18日

9月17日

9月16日

9月15日

9月14日

9月13日

9月12日

9月11日

9月10日

9月09日

9月08日

9月07日

9月06日

9月05日

9月04日

9月03日

9月02日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA