
由布市湯布院町下湯平の田で収穫されたイネ=28日
九州農政局大分地域センターは28日、大分県内の2011年産水稲の作況指数(15日現在、平年作=100)を102の「やや良」と発表した。日照不足などにより穂数はやや少ないが、穂当たりのもみ数が多くなったため、10アール当たりの予想収量は平年よりやや多い515キロ。今後も収穫まで作柄に大きな変化がなければ、08年(103)以来3年ぶりに作況指数が100を上回ることになる。
穂数の減少は、高温障害を防ぐために間隔を空ける粗植を進めたことや、5月下旬~6月中旬の日照不足で初期生育に影響が出たことが要因。逆に穂数が少ないと1穂当たりのもみ数は増える傾向があり、病害虫や台風の被害も大きくなかったことから収量は増えるとした。
一方、もみ数が多いため実入りや粒の肥大が不十分になる懸念もあるという。
地帯別の10アール当たり予想収量は、北部(中津、宇佐、豊後高田の3市)が529キロ、湾岸(大分、別府、由布、杵築、国東、日出、姫島の7市町村)が512キロ、南部(佐伯、臼杵、津久見、竹田、豊後大野の5市)が509キロ、日田(日田、玖珠、九重の3市町)が501キロ。作況指数は各地帯とも同じ102。
作付面積は2万5800ヘクタールで前年から100ヘクタール拡大。主食用は2万3400ヘクタールで前年から900ヘクタール減ったが、需給調整で作付けする飼料用などが拡大した。作柄が良いため、主食用の予想収穫量は12万500トン(前年比200トン増)の見込み。
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