
別府、日出両工場や関連会社の従業員ら
障害者にとって働きやすい職場環境を推進している日出町の自動車部品製造業「ホンダ太陽」(西田晴泰社長)は26日、町内川崎の日出工場で、創業30周年を祝う記念式典を開いた。別府、日出両工場や関連会社の従業員ら約300人が出席し、今後のさらなる発展を誓い合った。
同社30年の歩みをまとめた映像を見た後、西田社長が「これまで足らない部分をそれぞれが補うことで、高品質のものづくりにつなげてきた。障害を乗り越えながら培った職場の文化を大切にし、今後も力を合わせていこう」とあいさつ。式典に合わせて来県していた親会社「ホンダ」(東京都)の伊東孝紳社長が「多くの人の助けが財産になっていることを忘れずに、これからもグループ一丸となってさまざまなことに挑戦してもらいたい」と訓示した。
来賓の小風茂副知事が広瀬勝貞知事の祝辞を代読した後、ホンダを創業した故・本田宗一郎氏の妻さちさんからのメッセージを披露。この他、永年勤続表彰や、スポーツで功績を残した従業員に贈る特別賞表彰もあった。
同社は1981年、従業員10人の少人数で創業。以来、「たとえ体に障害があっても仕事に障害はない」をモットーに、車椅子や手足が不自由な人の雇用や自立を促進してきた。今年6月からは本社機能を別府市から日出町に移し、全体で約250人が働いている。
本年度は、東日本大震災の影響を受けて6月ごろまで工場がほぼ稼働できない状況に陥ったが、現在は同震災前と同水準まで業績を回復。10月には、障害者の雇用を推進した優良事業所として、県知事表彰が贈られる。
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