
「70連勝ならずの日」と題して講演する沢村田之助氏
宇佐市が生んだ昭和の大横綱・双葉山の魅力と素顔に迫る「双葉山市民講座」の第2回が市民図書館であり、横綱審議委員会委員で歌舞伎俳優の沢村田之助氏(人間国宝)が「70連勝ならずの日」と題して講演した。
双葉山生誕100年記念事業の一環。市民ら約200人が会場を埋めた。
沢村氏は好角家として知られ、2003年から同委員。6歳の時、初めて相撲観戦に行ったのが双葉山が安芸ノ海に敗れて連勝が69で止まった歴史的な日で、「取り口などはよく覚えていないが、館内は割れ返るような騒ぎ。火鉢の箱やビール瓶が飛んできてびっくりした。相撲とはこんなに面白いものなのかととりこになり、いまだにのめり込んでいる」などと話した。
双葉山については「泰然自若としていて、その強さは別格だった。双葉山以後も立派な横綱はいたが、双葉山にかなう人は1人もいない」と称賛。「理事長までなったが遊び心もあり、凜(りん)とした顔を持ついい男だった」と述べた。
四日市人形贈る
○…講演後、同市の四日市伝統技能伝承クラブ(渡辺好会長)が沢村氏に双葉山をモデルにした四日市人形を贈った。明治時代から昭和20年ごろまでお土産や縁起物として売られていた土人形で、「双葉山や記念事業のPRにつながれば」と同クラブ。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()