大分のニュース

療養もできる宿泊施設建設へ 医師後藤さん

[2011年09月09日 08:09]

立地協定に臨んだ後藤幸子さん(中央)と首藤勝次市長(左)、加藤正義市議会議長

 竹田市出身で大阪大学付属病院の医師、後藤幸子さん(42)が久住高原で療養もできる宿泊施設「ゴーゲンバラ」を運営することを計画している。市役所で立地協定の調印式があり、「誰もが楽しめ、全国のモデルとなるような憩いの施設にしたい」と意気込みを語った。
 後藤さんは大分医科大(現・大分大学医学部)を卒業後、東京都内の病院に勤務。海外にも留学し、現在は大阪大学医学部の助教。学生のころから在宅医療などに興味があり、「病気や障害があろうとも、施設に閉じこもるのではなく、誰もが尊厳を持って過ごせるような空間を」と考えていたという。
 予定地は県農林水産研究指導センター畜産研究部の南側。家型、アパートメント型の宿泊施設を10棟ほど造り、長期滞在もできるようにする計画。レストランも建設する。介護スタッフらが常駐し、一般の観光客はもちろん、退院前の人や退院したばかりの人、持病のある人など誰でも受け入れる。畑なども整備し、利用者に使ってもらいたいという。来年の4月に着工し、早ければ2013年4月から運営を始める予定。
 調印式では首藤勝次市長が「風光明媚(めいび)な久住高原で事業を展開し、癒やしの里としての空間を構築してほしい」と激励。後藤さんは「初めての経験であり、皆さんの知恵を借りながら夢を実現させたい」と話した。

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