
JR夜明駅に設置が検討されている鐘。「まちおこしにつなげたい」と話す森山利夫・夜明振興協議会長(右)=日田市夜明
日田市夜明の夜明振興協議会(森山利夫会長)は、JR夜明駅に旧夜明小学校で使われていた鐘の設置を計画している。「世の中に希望を発信する『夜明けの鐘』として、まちおこしにつなげたい」と意気込んでいる。
「夜明け」は新しい時代の始まり―などの意味がある言葉。縁起がよい地名にひかれ、全国の鉄道ファンが同駅に訪れているという。同会は地名を生かした地域おこしを検討。「幸せの鐘」があるJR真幸(まさき)駅(宮崎県)を見た住民が「夜明駅にも鐘を置いてはどうか」と立案した。
昨年11月から活動を開始。「住民の思い出が詰まった鐘を置こう」と今年3月で閉校した旧夜明小学校の鐘を活用することにした。鐘は直径25センチ、高さ42センチ、重さ10キロ。1922年に有志から寄付され、チャイムとして50年代まで使われていた。現在は市教委と鐘の譲渡を協議している。
同会は鐘の設置と並行し、多くの取り組みを進めている。専門家に依頼して合唱組曲「夜明けの詩が聞こえる」を制作中。“夜明グッズ”として小鹿田焼製の鐘のミニチュア、鐘をモチーフにした菓子や酒の製作にも取り掛かっている。
鐘は日田杉をくりぬいた中に、ぶら下げる計画。年内までに設置が終わる予定。森山会長は「訪れた人々に鳴らして喜んでもらいたい。鐘を契機に地名を売り出したい」と話している。
同会は設置作業の協力者を募集中。14日午後7時半から、夜明公民館で作業の話し合いをする。問い合わせは、夜明振興センター(TEL0973・27・2121)へ。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()