
卯酉の年に当たる今年は1、6、11日に大名行列が練り歩く
県内の秋祭りのトップを切って、大分市の賀来神社で9月1日から「賀来の市」が始まる。11日まで。今年は6年に1度の卯(う)酉(とり)の年に当たり、1、6、11日の3日間、大名行列が練り歩く。
賀来公民館(田村文敏館長=顔写真右)は25、26の両日、地域住民に祭りについて知ってもらおうと歴史講座を開いた。2日間で延べ約100人が参加。25日は祭り本番で大名行列の解説をする宮本光生さん(80)=同市賀来・同中=を講師に招き、賀来の市の由来や歴史を学んだ。
大名行列は、府内藩最後の藩主「大(お)給(ぎゅう)松平氏」が故郷の鵠沼(神奈川県藤沢市)に帰る際に、賀来桑原の庄屋に大名行列の道具一式を置いて帰ったことに由来するという。それまで卯酉の年に行っていた賀来神社の御信奉行事と合わせ、現在の大名行列の形になった。行列は総勢120人で編成。4人の大名は小学生が担当する。宮本さんは「立て傘の鳥居越し」や「大道具の所作や掛け声」といった祭りの見どころも紹介した。
賀来に嫁いで43年という横山静代さん(64)=同市国分・同左=は「知識が深まって当日が楽しみ。孫にも教えたい」。田村館長(64)は「賀来の歴史に触れることで郷土愛を育み、地域の絆を深めていきたい」と話した。
期間中は奉納相撲大会や神楽、バザーなど多彩なイベントが催される。主な行事は次の通り。 【1日】▽午後5時20分 お下り神事▽同6時 大名行列(白張地区~賀来神社)【6日】▽午後7時 大名行列(桑原旧庄屋前~賀来神社)【11日】午後7時半 お上り神事▽同8時 大名行列(賀来神社~白張地区)
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