
太鼓や鐘の音に合わせて舞の基礎を練習する子どもたち
「神楽が好き」「楽しい」―。大分市の「小池原子ども神楽」(佐藤和己代表)は、地元の「小池原神楽」(井上実座長、17人)の後継者育成などを目的に発足し、今年で11年目。「好きな人が都合の良いときに集まって神楽を楽しもう」という姿勢で週2回、同地区の八坂神社で練習に励んでいる。
小池原子ども神楽は、興味があれば誰でも入れるよう門戸を広げ、溶け込みやすい雰囲気が特長。現在のメンバーは、同地区の子どもを中心とした4~16歳の16人で、舞台でのおはやしも自分たちでする。
勉強やクラブ活動などとの折り合いもみながら練習を重ね、春と秋にある同神社の大祭以外にも、イベントや福祉施設への訪問など年間を通じ舞台を踏む。徐々に名前も知られ、周辺地域の行事や祝い事などに呼ばれるなど、活動の場が広がってきているという。
25日は8人が集まり、小池原神楽のメンバーや上級生から指導を受け、足運びや舞の基礎を熱心に練習。鈴や御幣を手に、軽快に響く太鼓や鐘の音に合わせて舞の形やリズム、立ち位置などを学んだ。
後輩の指導もする首藤幸太郎君(14)=明野中3年=は「仲間もできて面白い。みんなの動きがそろって、パッと決まると気持ちいい」。2歳のころから始めたという橋永大翔(ひろと)君(6)=明野西小1年=は「舞うのが楽しい。まだまだ続けたい」と笑顔。
佐藤代表(70)は「10年以上もよく続いてきた。子どもたちは、めげずによくやっている。今の形を大事に、末永く続けていきたい」と話している。
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