
湯布院映画祭にゆかりのある監督や俳優から寄せられた品々
映画を通じて東日本大震災の被災者を支援しようと、第36回湯布院映画祭(24~28日・由布市湯布院公民館)で、これまでに参加した監督や俳優から寄せられた品物のオークションが開かれる。益金は被災地での上映活動に役立てる計画で、映画祭実行委員会は「映画は被災者を元気づける大きな存在になる」と協力を呼び掛けている。
今回の映画祭は大震災を受け「ダケド、ボクラハ クジケナイ」をキャッチフレーズに開催。被災者の思いと、自粛するより息の長い支援をしたいとの思いを込め、新作を含む16作品を上映。シンポジウムやパーティーがある。
和田監督、津川さんら出品
出品するのは「映画ファンが喜びそうな、でもささやかな品を1点だけ」と呼び掛けて集めた約30点。第9回で監督デビュー作「麻(マー)雀(ジャン)放浪記」を上映した和田誠さんをはじめ、俳優の津川雅彦さん、大杉漣さん、仲村トオルさん、永瀬正敏さんらから、映画の中で着た服やサイン入り台本などが寄せられた。
品物は期間中、会場の湯布院公民館に展示。来場者に入札してもらい、最終日の28日に落札者を発表する。益金は「映画応援団シネマエール東北 東北に映画を届けよう!プロジェクト」に取り組む社団法人「コミュニティシネマセンター」に寄せる。
被災地での上映費に
これとは別に、連夜のパーティー(有料)でもオークションを開催。今回上映する作品のうち面白かったと思うものに1人100円をカンパしてもらう「100円募金」も実施、併せて同センターに送る。
伊藤雄実行委員長は「映画が好きで、これまで何度も映画に元気づけられた。震災から半年近くがたち、食べ物や住む場所に一定のめどがついた時、精神面での支援が必要になると思う」と話している。
期間中の問い合わせは同映画祭大分事務局(TEL0977・84・4762)へ。
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