
真剣に話を聞く児童たち=6日午前、大分市の明野東小
広島原爆の日の6日、県内の多くの小中学校で平和授業があった。大分市の明野東小学校(加藤恵子校長、388人)では、原爆が投下された午前8時15分に合わせて各学級ごとに黙とうをささげ、66年前の核兵器で犠牲となった人々を悼んだ。
体育館で原爆の悲惨さを訴えるアニメを全校児童で見た後、学級・学年に分かれて平和集会を開いた。4年生の集会では、旧日本陸軍兵士として従軍した高橋高喜さん(92)=同市明野高尾=が戦時中の体験について講話した。
高橋さんは厳しい戦いとなった南方戦線で食料が調達できず、ミミズなどを食べて飢えをしのいだ経験などを語った。「戦争に楽しいことは一つもない。どこかを占領しても、別のところに被害が出る。どげなことがあっても戦争だけはしてはならん」と訴えた。
講話を聞いた長尾侑依さん(10)は「今では想像できないような話ばかりで驚いた。戦争をしてはいけない、という思いが強くなった」と平和の尊さをかみしめていた。
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