
2種類のTシャツを作った河津実幸さん
筋ジストロフィーを患う日田市大山町の河津実(ま)幸(み)さん(24)は東日本大震災の被災地復興を願うイラストを描いた。Tシャツに印刷し、同市中釣町の介護老人保健施設「聖陵ストリーム」の夏祭り(6日午後5時)で販売する。
小学6年からパソコンで絵を描き始め、7年前から毎年カレンダーを作って益金を海外支援などに充てている。震災の報道を見て、「被災地に行けないから、せめて絵を描いて元気づけたい」と創作を開始。ペンを握り、数センチ動く右手で丁寧に描いた。
▽日本地図が東北のハートを抱く絵に虹を加えた作品▽放射線を吸収するヒマワリの上に虹が懸かる絵―の2種類を制作。虹は思いが届くように、ヒマワリは放射線から守ってくれるというメッセージを込めた。
震災で多くの命が奪われたことを知った河津さん。自身も毎日命と向き合って生活しており、体は年々自由が利かなくなってきている。「生き残った人は、自殺とかしないでちゃんと生きて、元気に笑っていてほしい。特に子どもたちには笑顔でいてほしい」
子どもでも買えるようにと、Tシャツは1枚千円で販売。益金は義援金として福島県南相馬市に送る。
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