
「かがり火舟」「飾り舟」などが安岐川をさかのぼる川舟神幸=30日夜、国東市安岐町
国東市安岐町に伝わる川舟祭(市指定無形民俗文化財)は30日夜、同町の安岐川河口一帯であった。燃え上がる炎と、川に飛び込む男衆の勇壮な姿が多くの人を魅了。今回は特別に東日本大震災の犠牲者を悼む花火も打ち上げられた。
大漁や商売繁盛、家内安全を祈る伝統行事で、船主や商人らによって1815年に始まったとされる。現在は地域住民でつくる保存会が継承している。
午後7時ごろ「川舟神幸」がスタート。船の上で火をたく「かがり火舟」や、ちょうちんをともした「飾り舟」、「はやし舟」などが海から安岐川河口をさかのぼり始めた。
かがり火舟に勢いよく火柱が上がると、締め込み姿の男たちが船の上から次々と川に飛び込み、そのたびに会場から歓声と拍手がわき起こった。その後、毛やり組が陸に上がり、夜遅くまで、地区を練り歩いて各家庭の門前で打ち込みを行い、家内安全を祈った。
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