
「これからも楽しみながら書道を続けたい」。同大会で初めて県内からトップに輝いた渡辺さん
別府市の別府青山高校書道部の渡辺真悠子さん(3年)が、6月にあった第17回九州高文連美術・工芸、書道、写真展熊本大会書道部門揮毫(きごう)大会で第一席に輝いた。同大会で県内からトップとなったのは初めて。渡辺さんは「しっかり準備をしていたので落ち着いて書けた。第一席を狙っていたのでうれしい」と話している。
昨年12月の県高文連中央展で出場を決めた。揮毫大会には九州各県から10人ずつ計80人が出場。制限時間2時間で、当日出された課題を書き上げた。渡辺さんは中国・後漢時代の「開通褒斜道刻石(かいつうほうやどうこくせき)」を隷書のイメージや筆法を用いて書いた。
大会へ向けて練習を始めたのは3月から。放課後は部員らと他の大会の練習もあるため、毎朝6時半から学校に出て自主練習した。本番の形式に合わせて、制限時間内に作品を仕上げる練習を繰り返した。部員も渡辺さんを応援しようと朝練に一緒に参加。渡辺さんは「仲間の励ましが力になった」と振り返る。
同部顧問の荒金申子(のぶこ)講師は「しんの強い生徒で、いつも字に魂がこもっている。本番はそれまでの努力もあり楽しく書けたようだった」と話す。
幼稚園から書道を始めた渡辺さんは、古典で古い字を学んだり、創作で自分の思いを表現できるところに書道の面白さを感じている。「これからも書道を続けていきたい」と笑顔で話した。
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