
国東市武蔵町の楽庭八幡社で行われた吉弘楽で、激しい舞を見せる楽人=24日
国東市武蔵町の吉広地区に700年ほど前から伝わる「吉弘楽」(国指定重要無形民俗文化財)が24日、同地区の楽庭八幡社であった。
吉弘楽は南北朝時代に吉弘城主の吉弘正賢が天下太平、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願して始めたとされる。以前は旧暦の6月13日に行われていたが、近年は7月の第4日曜日に開き、地元保存会や愛護少年団が継承している。
今年は42人が参加。踊り手の楽人は、陣がさ、烏帽子(えぼし)、腰みの、わらじを身に着け、背中に旗を差したいでたち。
照りつける太陽の下で約1時間、隊形を変化させながら胸に抱えた太鼓をたたき、激しく時にゆったりと体を左右に動かして勇壮な舞を披露した。
加藤武利区長(73)は「大人から子どもまで幅広い世代が参加して伝統を受け継いでいる。長く地域で伝えていきたい」と話した。
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