
宇佐市の飼料イネと焼酎かすを与えて育てた牛肉を試食する参加者=宇佐市安心院町のワイナリーレストラン・朝霧の庄
宇佐市の地域資源の飼料イネと焼酎かすの混合飼料を与えて生産された牛肉の試食検討会が、同市安心院町のワイナリーレストラン・朝霧の庄であった。
水田を活用した安心、安全な国産自給飼料生産が拡大する中、飼料イネは栽培農家への助成制度導入も追い風となって作付けが大幅に増えているが、供給先の畜産農家の確保が最大の課題となっている。
試食会は飼料イネの地域内での利用拡大を図るために活用法を検討しよう―とイネを収穫・調整(梱包)して畜産農家に供給するコントラクター(受託)組織の「アグリサポートあじむ」(下村和生代表)が主催。関係者ら約50人が参加した。
下村代表が「現在は大口の畜産農家にしか販売できていない。多くの農家に買ってもらえるよう工夫していきたい」とあいさつ。県農林水産研究指導センター畜産研究部が飼料イネと焼酎かす(三和酒類から)の混合飼料を給与して育てた牛のサーロインとリブロースを試食した。この飼料を与えると牛の体重増加が早いといったデータもあり、試食した参加者からは「脂身が多いので甘味があっておいしい」などの声が寄せられていた。
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