
20年撮り続けた由布岳やくじゅう連山の写真をまとめた湯布院町在住の写真家・高見剛さん
約20年間にわたり由布岳やくじゅう連山で風景写真を撮り続けている写真家高見剛さん(60)=由布市湯布院町=の写真集「天地聖彩 湯布院・九重・阿蘇」(花乱社・3990円)が完成した。雄大な風景や野草の写真約90点を収めており、高見さんは「これまでの写真人生の一つの区切りとなる作品集。山々が織りなす四季折々のきれいな風景を楽しんでほしい」と話している。
高見さんは日田市出身。20歳ごろから独学で写真を始め、1986年に湯布院町の由布院空想の森美術館設立に参加し、同町に移住。同美術館のフォト館(2001年閉館)の館長を務めた。現在は、町内でギャラリーを営む傍ら、写真を撮り続けている。
20年ほど前から、由布岳やくじゅう連山の魅力に引かれ、仕事の合間を見てカメラを抱えて山に入っている。好きなアングルやまだ見たことのない風景を探すため、登山道を外れ原生林の中を足袋で移動することもあるという。作品には、日ごろ見ることができない角度からの山々の表情や原野にたくましく育つ野草、野花のカットも多く並ぶ。
還暦を機に写真集の制作を始め、数万点に及ぶ作品の中から90点を厳選した。高見さんは「湯布院町周辺は貴重な自然が多く残り、本当に素晴らしい場所。これからも多くの写真を撮り続けたい。今後は、祖母、傾山系や国東の遺跡なども題材にしてみたい」と次回作へ意欲を燃やしている。
写真集は、県内の書店やアマゾンなどのインターネット通販で購入できる。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()